北嵯峨の家(外観改装)「あたかも風景にとけこむかのように」
北嵯峨という土地にふさわしい住宅になるよう、景観ととけあうことを考慮しました。
外壁に付柱を、窓には格子を取り付け、植木や庭も含めた建物全体が、まわりの自然と一体化するようアレンジ。
また正門から放射状に広がる階段には、夕暮れになると自然に優しく足元を照らす「照明付きの手摺」を取り付けています。
大宮御所整備工事「次世代へと繋ぐために」
京都大宮御所は英照皇太后が居住される御所として慶応3年(1867年)に造営されました。
皇太后が東京に移られた後、明治・大正時代に整備増築工事がなされています。
今回は平成18年から19年にかけて玄関棟、母屋棟、厨房棟などの解体や内外装修理、基礎取設などの大規模改修整備をさせていただき、慶応期から残る素晴らしい建物を、さらに長きにわたって快適にお使いいただけるようにいたしました。