京都大宮御所は英照皇太后が居住される御所として慶応3年(1867年)に造営されました。 皇太后が東京に移られた後、明治・大正時代に整備増築工事がなされています。 今回は平成18年から19年にかけて玄関棟、母屋棟、厨房棟などの解体や内外装修理、基礎取設などの大規模改修整備をさせていただき、慶応期から残る素晴らしい建物を、さらに長きにわたって快適にお使いいただけるようにいたしました。