別所川(右岸)平成26年発生土木災害復旧工事

土 木2016年

  • 別所川(右岸)平成26年発生土木災害復旧工事
  • 別所川(右岸)平成26年発生土木災害復旧工事
  • 別所川(右岸)平成26年発生土木災害復旧工事
カテゴリ土 木
竣工2016年3月
施主京都府 京都土木事務所
構造護岸災害復旧工事

担当者の一言

所属:土木部 

名前:高橋 庸夫

災害復旧工事に携わり思ったことは、災害の恐ろしさです。
そして、生活環境に実害がある箇所を復旧するものなので、
住民の方々の気持ちを考えれば早急に着手しなければなりませんが、
現場に行った当初は辺り一面が積雪により状況が確認できず、
河川工事は出水期間(梅雨・集中豪雨・台風が発生したとき)は
工事ができないので、工期に無駄がないように
資材の手配をはじめ施工計画を綿密に行い、
工事個所(5か所)に優先順位を決めて着手しました。

特に苦慮したのは河川工事における仮設計画でした。
道がないところに急こう配の仮設道路を計画する際、
現場に隣接する中学校の駐車場用地が適当と考え、
恐らく断られるだろうとお願いに伺ったところ、
過去にその中学校は当社が施工したことを記憶していただいており、
和やかな雰囲気の中で当社の申し入れを了承いただきました。
後でわかったことですが、窓口になっていただいた先生は
私の娘が以前お世話になった方とわかり、ご縁だと感じました。
厳しい自然環境の中での施工は難しさが伴いますが、
災害復旧に自分の技術が生かせることに意気を感じ、
思わぬご縁によって助けられたことに感謝したいです。